Honey jam(ハニージャム)年下カレシ&記念日のヨル
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付き合いだして一年を迎えようとしていたある日、優吾が多忙なためほとんど会えないでいた。今日も仕事帰りの優吾から、せめて声だけでも聞きたいと電話がかかってくる。ほんのわずかな恋人との時間を堪能しつつも、激務に追われる優吾の体調を気にしていると、優吾は「じゃあ会いに来て。大丈夫か確かめに」と冗談っぽく告げる。電話を切ったあと、あなたは慌ただしく出かける準備をはじめて……。
優吾の想いとプロポーズの言葉に、幸せが溢れていく。あなたは想いを返すように大胆に彼を攻めていく。そうして、恋人たちの甘い夜はふけていって――
たっぷりの愛を確かめあったふたり。薬指にはまる指輪をみつめ、この先の未来に幸せを感じながら眠りにつくのだった。
今日で付き合って一年。優吾は記念日にレストランを予約していた。
レストランの時間までライトアップされた街並みを眺めていると、ふと優吾が「少し、話してもいい?」と、"ある日の思い出"をポツポツと語ってくれて……。
食事を終え、予約していたホテルへ向かうと、部屋にはバラの花束が。改めて優吾からのプロポーズを受け、ふたりの記念日は記憶に残るような特別な日に変わる。
そして、その愛を伝えるように言葉を、唇を、身体を、重ねていく――